
「ホームページの運用って結局何をすればいいか、よくわからない・・・」
「運用をアウトソーシングする時に、業者の言いなりにならないためには、どうすればいいの?」
「ホームページ運用は、自社とアウトソーシングどっちが最適なのかわからない」
ホームページ運用に関するいろいろな疑問。
このページでは、「ホームページ運用って、何をすればいいの?」「ホームページ運用を外注する場合、何を基準にすればいいの?」というホームページ運用でお悩みの、小さな会社や個人事業主の方へ向けて、ホームページ運用方法について、どこよりもわかりやすくお教えいたします。
私たちは難しいSEO、HTML、CSS、サーバーなどの知識を知りたいわけじゃない。
そう、ただきちんとホームページ運用をする方法を知りたいだけなのです。
貴社で管理することを想定して、ご説明いたします。一通り目を通していただき、貴社で対応が可能なこと、不可能なことを整理してください。それからアウトソーシングするか否かなどについて、ご検討いただくことをお勧めいたします
ホームページ運用に必要なこと

ホームページ運用に必要なことは大きく以下の3つです。
- コンテンツ管理業務(コンテンツの新規追加、変更)
- ドメイン、サーバー管理
- トラブル発生時の対応
それぞれ、順番にわかりやすくご説明いたします。
1.コンテンツ管理業務

ホームページの公開後は、情報の新規追加や既存情報の内容を更新する必要があります。
例えば、以下に掲げる5項目のような感じです。
- 新商品や新サービスの紹介
- お仕事に関係するブログ記事の新規作成や更新
- 会社案内の内容変更(役員交代、新店舗開設に伴う住所の追加など)
- お客様の声やご利用実績の追加
- Q&Aページの情報更新
ホームページに、WordPressに代表されるようなCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が組み込まれている場合は、HTMLやCSSなどの知識がなくても上記のような情報更新業務は、Microsoftのワードを操作するような感じで、管理画面から簡単に行うことができます。
※CMSには、管理画面で操作できる権限の範囲を、担当者ごとに設定できる機能が付いています。
注意点
会社に複数の部署がある場合は、CMSの管理画面で操作できる権限の範囲について、ホームページの運用担当者と関連部署との間で調整を行い、部署ごとに最適な権限を設定するなど、必要な対策を講じておきましょう。
CMSが組み込まれていない場合は、以下の3つの手順で業務が発生いたします。
- 記事や画像を準備する
- ホームページのHTMLやCSSを変更する
- FTPソフトを使用してサーバーにアップロードする
FTPソフト、HTML、CSSなどの専門知識が必要になります。貴社でこれらの知識のある方がいない場合は、運用をアウトソーシングする必要があります。
ポイント
ホームページを作成する際に、CMSの利用の有無について、運用面からも検討しておきましょう。
2.ドメイン、サーバー管理

ドメインとサーバー管理についてご説明いたします。
ドメイン管理
ドメインについては、更新を忘れなければ、他は何もすることはありません。
サーバー管理
ホームページのデータを格納するサーバーの契約情報のうち、特に重要な以下の6項目については、きちんと整理保管しておきましょう。
- サーバーコントロールパネルへのログインID(会員ID)、パスワード
- FTPサーバー名
- FTPアカウント
- FTP初期フォルダ
- サーバーパスワード
- 契約期間満了日
サーバー管理で必要な設定作業などは、社内で管理担当者と副担当者をきちんと決めておきましょう。管理担当者が不在時でも、副担当者が対応できるように日頃から行なった作業内容の情報共有をするなどしておきましょう。
この管理が不十分な場合は、以下のようなトラブルが発生につながるケースがあります。
トラブル事例
昨日まで問題がなかったホームページが突然、見れなくなってしまった。
その原因として考えられることは、以下の5項目です。
- サーバーやドメイン契約更新手続き忘れ
- 瞬間的なアクセスの急増によるアクセス制限
- ハッキングされた
- ホームページ管理システムのトラブル(管理担当者による、PHPやMySQLのアップデート忘れ)
- レンタルサーバーが停止(99%発生しない)
ホームページ更新業務が優先されるため、サーバー管理業務は、ついつい後回しになってしまいがちです。自社で管理する場合は定期的にサーバーにアクセスして、バージョンアップなどの必要がないか、状況を確認する癖をつけておきましょう。
社内での管理が難しい場合は、アウトソーシングすることも検討しましょう。アウトソーシングする場合は、解約時にホームページのデータやドメインの名義変更に応じてもらえるか、名義変更の費用は発生するか、についても契約前に確認しておきましょう。
3.トラブル発生時の対応

トラブルが発生時の対応について、以下のような感じで解決までの大まかな流れを決めておきましょう。
-
トラブル発生の事実確認
-
担当者による原因調査
-
トラブル発生&解決を社内周知
-
解決後速やかにお詫びの掲載
あらかじめ対応手順を決めておくと、万一トラブルが発生した場合でも落ち着いた対応につながります。
集客&売上を伸ばすための運用

これまでのご説明で、ホームページ運用、サーバー管理、トラブル発生時の対応についてご紹介いたしました。
次に、集客&売上を伸ばすための運用業務についてご説明いたします。
Googleにインデックス登録を申請する
ホームページを開設してまず最初に行うべきことは、Googleに知ってもらう(インデックス登録のリクエストを行う)ことです。そのためには、Google Search Consoleを導入しましょう。
Google Search Consoleとは
Google Search Consoleとは、Googleが無料で提供しているインターネット検索の分析ツールのことです。Googleでの検索キーワードの表示回数や掲載順位の推移、サイトが抱えている問題点などを確認できます。それをもとにサイトの改善を行うこともできます。
主な機能5つをご紹介いたします。
- 検索されているキーワードがわかる
- ページの問題点がわかる
- セキュリティーの問題、ペナルティー(Googleガイドライン違反)がわかる
- 被リンクがわかる
- ページのインデックス登録を要求できる
Googleアナリティクスを導入する
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているWebサイトのアクセス状況を分析できるツールのことです。ホームページを開設する際に、導入するケースが大半ですが、初心者には扱いが少し難しいです。
※使っていれば慣れてきます。
導入のメリット
Googleアナリティクスの主なメリット5つをご紹介いたします。
- リアルタイムの利用状況がわかる
- ユーザーの基本情報がわかる
- ユーザーのアクセス経路がわかる
- サイト内でのユーザーの行動がわかる
- Webサイトの成果(コンバージョン)がわかる
GoogleアナリティクスにWebサイトを連携することで、自動的にアクセス状況を分析してくれます。その結果を5種類のレポートで表示してくれます。
導入のデメリット
Googleアナリティクスのデメリットは、以下の3つが挙げられます。
- 初心者には扱いが少し難しい
- 効率的な分析にはカスタマイズが必要
- ページごとの細かい分析には不向き
Google Search ConsoleとGoogleアナリティクスの違い
Google Search ConsoleとGoogleアナリティクスの違いを、簡単にまとめてみました。
Google Search Console | Googleアナリティクス |
---|---|
・具体的な検索キーワードがわかる ・Google検索でのクリック数、クリック率、平均掲載順位、表示回数 ・他のサイトからの被リンク状況 ・サイトが抱えている問題点 | ・サイトへの流入経路 ・アクセスデータ(ページビューなど) ・コンバージョンデータ ・サイト内のユーザーの行動 |
具体的な集客方法
無料の集客施策
無料で始められる主な集客施策としては、以下の3つが挙げられます。
- SEOを意識したサイト運営(ブログ更新)
- SNS活用
- 無料のプレスリリース配信サービス
いずれにしても、即効性は無いので、時間をかけてじっくりと運用する根気が必要です。
有料の集客施策
リスティング広告やSNS広告など、広告費用を払っての集客方法もあります。しかし当店の経験上、費用対効果が悪いのでおすすめではありません。その理由は、広告を掲載するための準備に要する時間、広告掲載費用を支払う割に期待する効果は上がらないからです。その背景には、検索するユーザーが賢くなって、広告をクリックする率が下がっていることが考えられます。
広告のために経費を使わないといけない場合を除き、やめた方がいいと思います。
ホームページ運用業務のアウトソーシング

ここまで、ホームページ運用に必要な業務をご紹介いたしました。きちんとしたホームページ運用にまで手が回らない場合は、運用業務のアウトソーシングも検討しましょう。
費用の相場
ホームページ運用業務をアウトソーシングする場合の費用は、業者によって変動します。その理由は、「業者ごとに運用業務の請け負える範囲が異なる」からです。
以下に、ざっくりとした1ヶ月あたりの相場と内容をご紹介いたします。
- 5千円から2万円:テキスト(文章)の更新など簡易な運用
- 2万円から5万円:SEOのアドバイスなど、テキスト更新と集客&運用補助
- 5万円以上:上記項目に加えて、Web広告、集客プランの作成などのWebコンサルティング全般
契約書で確認すべき事項
ホームページ運用をアウトソーシングする場合、その依頼内容を契約書に明記することがとても大切です。
業務内容
アウトソーシングする業務内容で、以下の2つについては優先順位が高いと言えます。
- 専門知識が必要な分野
- 時間的な制約から対応ができない分野
アウトソーシングする場合は、事前に依頼する内容を細かく決めておきましょう。大手のホームページ制作会社に依頼する場合は、以下の2項目もセットになっていることが多くあります。
- 月次の運用レポート
- 改善すべき事項の提案
貴社で上記2項目について、どのように処理してサイト運営に反映できるかを判断しましょう。そこまで手が回らない場合は、スモールスタートで必要になったら対策を考えるのもいいかもしれません。月次の運用レポートや改善すべき事項の提案は、Googleアナリティクスなどで入手できるので、貴社でデータとノウハウの蓄積をするのがベストだと思います。
対応頻度
ホームページ運用サービスでは、作業内容ごとに回数や時間などの上限を設定しているケースが多くあります。そのため、作業内容ごとの1ヶ月あたりの対応回数の上限について、確認しておきましょう。
費用
ホームページ運用サービスの料金形態は、大きく2種類からなります。
一つは契約期間を定めたもの。もう一つは作業発生の都度支払うもの。一般的には、それらを併用するケースが多くあります。
- 年次更新(年間固定費)
- 月次更新(月額固定費)
- 発生ベース
作業発生の都度支払うものとしては、作業時間が1時間以上かかるケースが多いですが、業者によっては作業時間5分程度の内容でも3万円を請求する場合があります。
外注するメリット
外注するメリットは、以下の2点が挙げられます。
- SEOなど専門的な知識が必要な対策を取れる
- 自社の人件費の削減
例えばホームページ運用のために業務量が増えて、スタッフの負担が増えてしまうと、それだけスタッフの業務負担と人件費の増加につながります。アウトソーシングすることで、それらの負担が抑えられる場合は、どちらが効果的かを検討してもいいと思います。
危険なホームページ運用会社
ホームページ運用サービスは、会社によって雲泥の差があります。以下に特に危険な会社の見分け方の2つのポイントをご紹介いたします。
- 契約書がない
- 契約書の内容が希薄
この他にも、「他の会社もこれで契約しているから、大丈夫です。」といった感じで、不安とかモヤモヤが解消できない会社は見送りましょう。
まとめ
ホームページ運用に必要な内容と、運用をアウトソーシングする場合に気をつけたい点についてご紹介いたしました。
ホームページ運用におけるポイントを整理すると、以下の3つになります。
- 主な運用業務は、コンテンツの更新、管理体制の整備
- 貴社での管理が難しい業務は、アウトソーシングする
- ドメイン、サーバー管理は大切な資産なので、貴社管理が望ましい
ホームページ運用の目的は、「継続的な改善とホームページ作成の目的を達成すること」です。よくわからなくなったときは、この目的に戻って考え直しましょう。
はまぐちWebデザインが選ばれる理由

大阪のはまぐちWebデザインは個人事業主の小さな事務所ですが、お客様の中には、現在ご契約中の大手のホームページ制作会社さんに納得されていない会社などからもホームページ開設、運用サポートのご相談を頂戴しています。
毎月高い運用費用を支払っているが、提出される書類はGoogle Search ConsoleやGoogleアナリティクスをコピーしたもので、説明も当たり前の内容のことしかない、などのご不満を抱えてらっしゃる方が多くいらっしゃいます。「最初から、はまぐちWebデザインにお願いすればよかった」「丁寧な仕事で安心して任せられる」「きめ細かいサービス」といった声を頂戴しています。
- ホームページ制作は、SEOに強く、シンプルなデザインで集客&売上につながる構造
- 運用・集客サポートサービスでは、SEOの施策、新規固定ページの作成、サーバーのバージョンアップなど
お客様がお仕事に安心して集中できるよう、専門的な知識が必要な分野に絞ってお手頃な価格でサポートいたします。セカンドオピニオンとしてもご利用いただけます。お気軽にご相談ください。
以下に当店のホームページ運用サービス、3つの特徴をご紹介いたします。
特徴1.制作から一貫対応で目的達成につなげる
ホームページ作成の目的で一番多いのが「見込み客の集客」のための、サービスサイトの開設です。
優秀な営業担当は、優れた嗅覚で瞬時に見込み客になるか、そうでないかを見極めて営業成績につなげることができます。ホームページには、優秀な営業担当としての役割が求められています。
当店では、貴社の業種や地域に最適なSEO施策でアクセス数を増加し、シンプルで信頼感のあるデザインと売り上げにつながるサイト構造で、貴社ビジネスの加速をお手伝いいたします。
特徴2.新規固定ページの作成
ご希望のお客様には、1ヶ月に1ページを上限にお客様の業種や地域性を考慮して、新規固定ページの内容に沿った、SEOに強いひな形のテキストをプレゼントいたします。それにより、さらにSEOに強いWebサイトへの成長に繋げることが期待できます。
特徴3.WordPressのSEOに強いテンプレート更新
当店では、ホームページ制作においてWordPressのSEOに強いテンプレート(ひな形)を使用いたします。そのテンプレートを年に数回(不定期、平均2〜3回)アップデートを実施することで、SEO施策の更なる改善へと繋げます。
ホームページ運用のQ&A
みなさんが気になるトピックスをご紹介いたします。
ホームページ運用のサービス内容と料金を教えてください。
当店における運用・集客サポートサービスの主な内容は、以下の3項目になります。
- 新規固定ページの作成(SEOに強いテキストのひな形付き、1ページ/月)
- WordPressのSEOに強いテンプレートのバージョンアップ
- テキスト変更、画像の差し替え、お問い合わせフォームの項目追加
これ以外にも、小規模修正への無料対応などがございます。
料金は、月額3万円になります。
※料金は、2022年3月現在
ドメイン、サーバーの管理・運用をお願いできますか?
ドメインやサーバーは資産にもなる、とても大切なものです。基本的にお客様での取得をお願いしていますが、お客様でのドメイン、サーバーの取得が難しい場合は、ご契約いただいたお客様を対象に、手続き代行サービス(無料)も行なっています。
運用は自社で、ホームページ制作だけの依頼もできますか?
はい、ご対応可能です。当店では、最適なSEO施策でアクセス数を増加し、シンプルで信頼感のあるデザインと売上につながるサイト構造で、貴社ビジネスの加速をお手伝いいたします。運用については、お客様で自由にお選びいただけます。
運用について、面談での相談はお願いできますか?
はい。お任せください。事務所(兵庫県尼崎市)から自動車で日帰りが可能なエリアであれば、ご対応いたします。地域によっては、別途交通費のご負担をお願いする場合がございます。
GoogleなどのWeb広告の代行をお願いできますか?
申し訳ございませんが、当店ではWeb広告の代行は、行なっておりません。
その理由は、特に小さな会社や個人事業主の場合は、費用対効果がとても悪い傾向にあると感じているからです。実際に当店でも時々、Web広告を掲載してその効果を検証していますが、広告設定のために費やした時間と広告費に見合った売上に結びついたことは一度もありません。
当店としては、効果が無いと実感しているWeb広告を代行することはいたしません。
他社で制作したホームページの運用をお願いできますか?
基本的には、他社で制作したホームページの運用は、お断りしています。しかし、どうしてもという場合は、一度ご相談ください。ご要望をお聞きした上で、ご対応が可能か否かのお返事をいたします。
アクセス解析もしてくれますか?
Googleアナリティクスのタグは、ホームページ制作時に設置いたします。しかし申し訳ございませんが、当店ではアクセス解析の対応はしていません。その理由は、当店は代表一人での対応なため、時間的な制約によるものです。